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TRUE BEAUTY COMES FROM THE HEART

「成分の数」と「パフォーマンス」

blog09


 アメリカの調査で、
 化粧品開発者たちへこんな質問がされました。

 =======================================
 「パフォーマンスに満足のいくものを作るために
 何種類の成分を使いますか?」
 =======================================

 単純に成分をいくつ入れるかは、商業的要素や
 必要コストなどによって答えは異なってきます。

 商業的要素の例として、細かくたくさん成分を入れることで、
 いろんなものが入っている豪華さを演出できる、など。

 ただ、この調査は「製品パフォーマンス」のことであり、
 そのために最低いくつの成分が必要かという問いです。

 さて、回答結果は?


  ◆ ◇ ◆


 「10種類以下」という答えが約半数を占めました。
 この結果から言えることが2つあります。

 1つ目は、
 「本当に必要な成分はそれほど多くない」こと。

 それらの成分に加え、
  ・香りを魅力的にする
  ・使用感を良くする
  ・防腐剤を入れる

 など、必要に応じて成分を増やしていきます。
 先述した「豪華に見せる」こともそうですし、
 「有名な美容成分を入れる」ことも成分を増やす理由になります。

 こうして1つの完成された商品ができあがります。

 その中で、
 この調査を行ったNick Moranteさん(この方も化粧品開発者)は
 「覚えておいてほしいこと」としてこう言います。

 ”The fewer the ingredients the higher the percentages
 of each and the more contribution they will have to
 performance and function.”

 【和訳】
 「成分が少なくなればなるほど、1つ1つの成分の配合率は
 高くなるとともに、それらが果たすべき性能や機能への
 貢献度はより高くならなければなりません」


 つまり、「少ない成分で完成されたものを作るには
 1つ1つの成分の質が良いものでないと成り立たない」
ということです。

 さらに、Nickさんはこう付け加えます。

   ”Simple is always better.”
 「シンプルであることは常により良い」


 ◆ ◇ ◆


 2つ目は、
 「過去にも同じような調査がありますが
 質問への答えとして出る成分の数が、減少傾向にある」
ことです。

 これはもちろん、開発技術や成分の抽出、
 精製技術が向上したこともあるかと思います。

 ただそれ以上に、これまで科学的(サイエンス)寄り
 だったものから自然の力を生かす(ナチュラル)ことへ
 の意識の変化だと考えます。


  ◆ ◇ ◆


 以上、アメリカの調査ではありますが
 日本でも同じような動きがあるように思います。

 「肌に優しい」化粧品の選択肢がこれから
 もっともっと増えてくると嬉しいですね♪

 私たちも「最小限」のスキンケアコンセプトを大切に、
 よりよい製品作りに努めたいと思います☆

Medical Skin Care Specialist(M.S.C.S)
レイチェルワイン