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食の研究家が語る「コメとマメ」のススメ

甘酒

「飲む点滴」と呼ばれるほど健康に良いとされる甘酒。
そのまま飲むのはもちろん、料理やお菓子にもアレンジすることができます。
甘味料の代わりとして、風味やコクを出すため隠し味としてちょい足ししたり、食材を漬け込むなど、アレンジの種類は様々です。

その甘酒を摂る際に、ぜひいっしょに摂ってほしい食品があります。

それが「大豆」です。

大豆

大豆には良質のたんぱく質が、牛肉や豚肉にも負けないくらい多く含まれていることでも知られていることから、「畑の肉」とも言われているほど。
ビタミンB₁などのビタミン類、カルシウムなどの無機質、脂質や食物繊維なども豊富で、抗酸化作用を持つサポニンや、細胞膜のもとになるレシチンなどの機能性成分も含まれています。

簡単なものであれば、甘酒を豆乳で割って飲む、きなこと混ぜて飲むなどのアレンジができますね。

豆乳割りやきなこトッピング

では、なぜ大豆といっしょに摂ると良いのでしょうか。
それは原材料にあります。

甘酒の原材料であり、和食に欠かせないのがお米です。
特に玄米は栄養価が高いのですが、実は、その玄米をもってしても不足しがちな栄養素があるんです。

それが「リジン」や「スレオニン」といった必須アミノ酸。

「リジン」は体の組織の修復や成長に関与し、細菌感染やウイルス感染を防いでくれる抗体や、ホルモン、酵素をつくるなどといった役割がある大切な栄養素です。
「スレオニン」は成長を促進したり、肝臓に脂肪が蓄積するのを抑制する効果があります。
米のたんぱく質には「リジン」「スレオニン」が少ない一方、大豆のたんぱく質には多く含まれてます。

逆に、大豆で不足しがちなのは「メチオニン」という必須アミノ酸。

「メチオニン」は体内の抗酸化作用を高めたり、血液中のコレステロール値をコントロールするといった効果があります。
この「メチオニン」は米のたんぱく質に多く含まれているのです。

米と大豆を一緒に食べることで、足りない部分を補い合ってくれるわけです。
昔から食べられてきた「ご飯と味噌汁」「ご飯と納豆」の組み合わせは、相性抜群の食べ方だということが分かりますね。

「コメとマメ」は名コンビ

栄養のバランスを考え、より効果的なアレンジをチャレンジしてみてくださいね。